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ジョン・ウィック:パラベラム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジョン・ウィック:パラベラム
製作国
上映時間131分
劇場公開日 2019-10-04
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 キレッキレのキアヌが観れるシリーズ三作目。
「ジョン・ウィック」シリーズは2014の登場以来、5年で3作を展開させてきたが、軸をブレさせずにどんどん面白くなっている。

短いスパンで3作も作るとなると、マンネリ打破とか、新たな展開とかで、そもそものアイデンティティを失って自爆してしまう例は多い。近年で思い出されるのは、誘拐の解決が見せ場だったのに、ただの濡れ衣サスペンスになった「○○時間」、記憶が飛ぶほど飲んだ翌日のドタバタのない「●●●オーバー」などだろうか。

変わって本作は、右肩上がりに批評家・観客の評価を得続けているのが凄いところ。
少なめだった予算も、作品の成功と共に少しずつ拡大されている。つまり、初期コンセプトの範囲内で、「出来ること」が単純に増えていき、面白いアクションシーンをどんどん実現できているのではないか。

もちろん派手になったからと言って、大味な部分はない。個々のアクションシーンのアイデアや徒手格闘の練度には驚嘆すべきモノがある。

もうね、笑っちゃうんですよ。
キアヌがめっちゃ頑張ってて、半笑いで応援するしかないんですよこれ。

キアヌがちょっと街を流しただけで、刺されるわ殴られるわ車に跳ねられるわと、序盤のテンションから既にぶっ飛びすぎだろうと。
ニューヨークの治安はどうなってんだと。
馬の蹴りとか、キアヌちょと気に入ってるし。

話も単純というか潔い作りで。行きたい場所に移動して、戦って、、、でもハル姐さんとワンちゃん部隊とか、要所で素晴らしいアイデアが炸裂してて面白い。これは良い。唐突なにんじゃりばんばんも良い。

終盤に至っては、ガチなシラット勢に囲まれボコられる我らがキアヌ。
これはヤバイ(笑)
キアヌさんってこんなに雑に壁にぶつけても良いの?良いんです。


観た後は「え、キアヌ…死んでないよな」という心配がよぎるほど、体を張ったキアヌが観れる本作。
面白かった。

続編を匂わせる終わり方で、まだまだジョン・ウィックの受難は続きそうだけど、
頑張れキアヌ、おまえがナンバーワンだ。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2019-08-26 18:09:58)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.56点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
312.94%
412.94%
525.88%
61235.29%
71029.41%
8823.53%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 60.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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