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山桜 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 山桜
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2008-05-31
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 数ある藤沢作品の中で最も好きな『山桜』が映画化された。
野江の雰囲気がどうも田中麗奈ではないような気もする
(彼女なら、ちゃきちゃきのおきゃんな町娘のイメージ)。
手塚弥一郎はというと、原作には「男にしては優しすぎる目元」とあるので
若い時の中村雅俊などぴたりだったんじゃないかと思う。
とはいえ、予想外に東山紀之はよかった。
寡黙で正義に篤く侠気のある役どころがはまっていた。
今後が非常に楽しみだ。
食事時の礼儀作法・季節感を楽しむ気持ちのゆとりの有無で、
家格あるいは人格の違いを表していたり、
大目付に出頭する手塚と米倉(この人も正義の人であった)の視線だけのやり取り、
静かに逼塞していた手塚の母堂が、野江が来るようになり扉を開け放したり、と
そこかしこに隠してある旨み、みたいな物を探すのも楽しかった。
冨司純子はさすが。画面に登場するだけで暗がりに明るい光が差すかのようだった。
それも、野江が訪ねてきた時はちょっとやつれている感じであったが、
次にはふっくらしたと母性が表れていた。
全体としてよかったが、一青ようの歌は私にはちょっと合わなかった。
バッハバッハバッハさん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-14 17:53:52)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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200.00%
329.52%
429.52%
5523.81%
6314.29%
7314.29%
8628.57%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 57.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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