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《ネタバレ》 とにかく大笑いしました。スパイ映画というよりコメディとして楽しめるかもしれません。
ストーリーはハチャメチャなのですが、当時は大真面目にやっていたんでしょうね。 1967(昭和42年)年の映画ですから41年前です。初期のボンド映画としてまたなつかしの昭和を振り返る映画として見る価値は十分あります。 銀座の路地を入るとそこはもう蔵前国技館、ボンドがタイガー(丹波哲郎)こと日本の秘密警察に案内されたのは地下鉄丸の内線の車内。そこで何故か接待まで受けていました。 代々木体育館や東京タワーの風景も出てきます。また、ホテルニューオータニ(現在と同じ外観)のビル内で大里という敵(日本人)と面談するのですが、オフィス内に毛筆で「大里」と書かれていたり、ビル内が必要以上の和装なインテリアだったり。敵の車をヘリコプターから磁石で釣って東京湾に落とすシーンもかなり笑えました。 日本人になりすますため、5-6人の芸者ガールに囲まれ、眉毛を黒くしたり、カツラをかぶせられたり、胸毛を処理したり。西洋人の妄想が遺憾なく発揮されてます。 ボンドが海女(浜三枝)と偽装結婚して、日本人になりすますのですが、どうみても日本人には見えない。日本語も「大学で勉強した」という割には挨拶程度しかしゃべれない。 忍者訓練所もかなり笑えます。戦前の槍持って気合で敵をやっつけるノリですね。ハイテクの相手には歯が立たないと思うのですが。 肝心のストーリーですが、敵・スペクターが米ソの対立を煽るため、日本からロケットを打ち上げ、米ソのロケットをパックリ飲み込むというもの。その調査及び阻止のためコネリーボンドが火口内に潜入する話です。当時の日本のイメージといえば、芸者ガール、忍者になるのでしょうね。。他の作品に比べ、コメディ度が高すぎてドキドキ感はあまり感じませんでしたが、日本人なら一度は見ておきたい作品だと思います。 【スティーヴン・ジェラードの妻】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-10 21:38:45)
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