Menu
 > 作品
 > タ行
 > 007/リビング・デイライツ
 > スティーヴン・ジェラードの妻さんのレビュー
007/リビング・デイライツ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 007/リビング・デイライツ
製作国英,米
上映時間132分
劇場公開日 1987-12-19
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ティモシー・ダルトンのボンドは「消されたライセンス」を先に鑑賞したが、「リビング・デイライツ」の方がストーリーやアクションは個人的に好みであり、率直に面白かった。ロジャー・ムーアとは対照的なボンドとなっており、ジョークやユーモアを期待してはいけない。当時のソ連KGB内部の腐敗や汚職、権力闘争の状況やアフガニスタン侵攻など国際情勢をストーリーを反映している点も楽しめる。今回はボンドの相手となる女性は実質1人であり、硬派なボンドにも好感が持てた。当時のダルトンは41歳で、ちょうど「カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグと同世代である。ボンドはこのくらいの年齢が良い。アクションにも切れがあり(本人が積極的に参加した模様)、ロケ地もジブラルタル、チェコスロバキア(ブラチスラヴァ)、オーストリア(ウィーン)、モロッコ(タンジール)とどこも異国情緒あふれ、あたかもボンドと各地を回っているような気分に浸れた。とくにタンジールはボーンアイデンティティでも使われているが、迷路にように入り組み、独特のアラビア風の雰囲気はあの街でないと醸し出せない。Qの発明道具やアストンマーチンも活躍し、いろいろな要素をバランス良く取り入れた作品だと思う。人によっては、ティモシー・ダルトンに華がないと言う人もいると思うが、私はダルトンの演じるボンドに好感が持てた。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 13:34:42)
その他情報
作品のレビュー数 68件
作品の平均点 6.85点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
311.47%
400.00%
51217.65%
61623.53%
71927.94%
81217.65%
922.94%
1068.82%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 55.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
007/リビング・デイライツのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS