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《ネタバレ》 途中までの展開は文句なし。雰囲気も最高。でも、だんだん各キャラへの違和感が高まっていく。後藤さん、わざわざ会議で啖呵きってお尋ね者になる必要ないでしょ?余計なこと言わないで陰でやりたいことやればいいでしょ、後藤さんらしく。さらにその後「戦力はまだある」とか言って野明たちを敵地に突撃させちゃうし。死ぬよ?普通。パト1でも彼らを敵地(箱舟)に向かわせたけど、無辜の市民に多大な被害が出ることが予想されたからこそ正義の味方気取って命を賭けたわけだろうし、それだって敵は基本的には単なる暴走したレイバーだったし。今作は明確な敵意を持った職業軍人が敵なんだから、訳が違いすぎる。それに今作では放っておいても米軍が解決してくれそうだったじゃん。それだと日本の国益は損なわれるのかもしれないけど、国益のために命を懸ける人達じゃないでしょ、彼らは。いつもの後藤さんなら俺ゃ知らねって感じで高みの見物をきめこむんじゃないの? そりゃ映画的には彼らを活躍させなきゃならないのはわかるけどねえ。結局、多くの皆さんが言っている通り、この話をパトレイバーでやることに無理があるんだよな。
【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-07-20 20:01:38)
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