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愛と哀しみのボレロ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛と哀しみのボレロ
製作国
上映時間184分
ジャンルドラマ,戦争もの,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 第二次大戦前後までの第1世代のストーリーはとても素晴らしいです。冒頭のボレロから戦争に翻弄されていく様々な人々。
そして、最後にチャリティからのエンディングにつながるボレロ。これも本当に引き込まれます。
ところが、第2世代~アルジェリア出兵戦士~第3世代の繋ぎが、描写が意味不明だったり、いきなりシーンが飛んだり、一部誰が誰だか混乱したり、演出が全くわからなかったり、何度かみたり色んな推論をしなければ完全にわからないものとなっています。
クロード・ルルーシュが最初に作ったのは、公開作の3倍の長さがあったとかで、それを切り貼りしまくった結果なんだそうです。
もっとも、それも「仕方ない」と思えるほどの作品にはなっています。
でも、もったいないです。人物を整理してエピソードを丁寧に描いて、「戦前~戦後」と「現代」の2部構成にしたら素晴らしい傑作になったと思います。戦後から現代への繋ぎの描写が整理されていないので、混乱しているように思える。
クロード・ルルーシュは、本当に普通の人々を描けないんだなあ、と思います。でもそれがフランス映画ですね。
えんでばーさん [映画館(字幕)] 6点(2024-03-26 19:03:38)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.39点
作品の点数分布
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212.44%
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6921.95%
7921.95%
8819.51%
9819.51%
1049.76%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 45.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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