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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
製作国
上映時間190分
劇場公開日 2008-03-15
ジャンルドラマ,犯罪もの,実話もの
レビュー情報
えらいものをみてしもた。
直後はそれでいっぱい。確実に今までみた中で一番恐ろしい映画となった。
観て三日は、突然目の前に永田洋子が現れて、あの目で、わたしを石のように固定し、
「○○さん。あなたは、あの時○○したわね。あなたは、それを、どう総括するの?」と、ゆっくりと刺すように、問う。そのイメージに苛まれた。
実際は、長身のわたしよりはるかに小柄だと思われる彼女の、巨大な威圧感。
「自己批判しなさいよ!」問いつめられ問いつめられ否定され否定され、自分というものの意味をとことん剥がされて、
恐怖に視界の狭まったわたしは、あの場で一体どう言うだろう?わたしに一体、何ができるだろう?そう真剣に想像することは、息が詰まるほど恐ろしい。恐ろしいがきっと「何か」にはなる。一度は観て欲しい。そしてリアルに想像して欲しい。
しばらくは(きっと何年か)観る自信はないけれど、たとえ二度と観なくても、あの叫び声は、一生忘れないと思う。
airさん [映画館(邦画)] 9点(2008-05-27 12:26:56)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 6.73点
作品の点数分布
024.55%
124.55%
200.00%
324.55%
412.27%
536.82%
624.55%
71125.00%
81227.27%
9613.64%
1036.82%
作品の標準偏差 2.54
このレビューの偏差値 53.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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