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《ネタバレ》 鶴巻・摩砂雪監督のヱヴァンゲリヲンであり、庵野監督のエヴァンゲリオンとは別物でした。文字通り旧作を破壊し、新しい物語にしてしまっています。
ですが、面白さも破格です。 シンジの内面の病的な不安定さが一歩ひっこんで、シンジが真っ当な成長をするヱヴァ。 最後に自分を信じ、綾並を救い、「これでよかったんだ・・・」と断言するラスト。 ここ胸を撃たれました。感動しましたよ。 旧作の難しいつくりをちゃんと理解した上で、綿密につくり直さないと、成功できない映画ですね。 また絵をほとんど作り直し、最新の技術をフルに使った贅沢な映画ですが、それだけではなく、映画として大事な部分がしっかりしていて、観ていて本当にうれしくなりました。 【ながもん】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-21 15:19:46)
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