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《ネタバレ》 とてもスパイ映画とは思えない緩い空気の中でまったりと話が進む。これがロジャー・ムーア版007の良さなのかも知れないが、本作は行き過ぎ。 私は駄目だった。 多分当時の観客も「何か違うな・・・」と思いながら鑑賞されていたのでは。中盤のモーターボートによる追っかけっこは多少見所は有ったが、何故か登場する地元保安官の間の抜けた存在がそれに水を差す。 他にも世界中の黒人の皆さんに喧嘩を売っているとしか思えない稚拙な設定等々、007の冠が無ければ只の眠くなるB級映画だ。本作以降このシリーズが低迷して行くのも納得。3点はボンドガールのジェーン・シーモアに対して、残り1点はシリーズを継続させた関係者の皆さんに献上。
【たくわん】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2012-11-22 12:17:56)
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