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《ネタバレ》 眠っていたLDプレーヤーを引っ張り出し、約10年振りに鑑賞。
「2001年」ファンの皆様には反感を買うかも知れないが、私は本作を以下の点で評価したい。 不朽の名作「2001年」の素晴らしさは誰もが認める所であり、私自身、異論を挟むつもりは毛頭無い。 だが、何と言うか、「これが判らないと映画通とは言えない・・・」等の、お高くとまった存在感が妙に気になっていた。 翻って本作である。 難解なテーマに対し、エンターテイメント性を持たせる事で出来るだけ敷居を低くしようとする姿勢や、CGが無い時代ながら丁寧に作りこまれた特撮(当時は「SFX」と呼ばれていた)等、一つのSF映画としてよく出来ていると思う。 CGてんこ盛りで作り手の「志」が見えないSF映画が増えている中、製作者側の「手」が感じられる本作は非常に見応え有り。 このレビューをご覧になられたら、差し出がましい提案ではあるが是非再鑑賞をお勧めしたい。 (蛇足:ヘレン・ミレンが若い!!) 【たくわん】さん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2008-06-04 13:13:34)
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