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《ネタバレ》 シリーズ誕生50周年のメモリアル・イヤーに相応しく、色々な要素がてんこ盛りの記念碑的作品。
Web情報に因るとダニエル・クレイグのボンドはあと二本観られるらしいが、それが事実ならば気が早い話だが否が応にも次作への期待が高まる。 何故なら、リアル路線を追求しそれが故に批判も多かったと聞くダニエル版ボンドが、本作の中で描かれたまさしく世代交代と言える一連の流れ(主要キャラクターの交代と再登場 等)を経て、往年の007作品の魅力の一つで有るユーモアのセンスとようやく絶妙に融合出来るのでは無いかと思えたからだ。 シリアスなボンド像も興味深いが、ロジャー・ムーアを筆頭とする何とも言えない緩い雰囲気のボンドも、ユーモアを重んじる英国らしいもう一つの良さが有った。 旧作並みの緩い展開では勿論駄目だが、本作を経て次作で初めて、時代に即した理想的なボンド像が見られるのでは無いだろうか? 往年の秘密兵器の粋な再登場・頑張っていたハビエル・バルデム・IMAX上映の迫力に加え、50周年記念のご祝儀も加えて少々甘めの8点を献上します。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-04 13:48:35)(良:1票)
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