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ザリガニの鳴くところ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザリガニの鳴くところ
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2022-11-18
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,法廷もの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 デイジー・エドガー=ジョーンズ、一体どこでこんな可憐な女優さんを見つけて来たのか?
キャスティング担当、良い仕事したぞ。

好みの女優さんが出演している作品は自ずと採点が甘くなりがちだが、
本作はその様な邪な考えを横に置いても年末年始の冬季連休中に見た映画の中ではダントツの出来だった。
心優しき弁護士を演じたデヴィッド・ストラザーン(本当に良い俳優さんです)と、主人公を終始見守る雑貨屋の黒人夫婦の存在がとても心に残る。
観ている私達もどうかこの女性が犯人ではない様にと祈りながら事の推移を見守り、
至極妥当な弁護の内容が功を奏し主人公は無罪となりその結果に心底安堵するが、短いながらもそこから先の展開が本作の真骨頂。
良く考えれば、主人公は幼い頃から沼地の様々な生き物に接し、自らの生存本能を最優先するその生き様を目の当たりにしてきた。
そう考えると、主人公に取って自らの生を邪魔するあの男の存在を消す事は甘っちょろい殺意以前の「生存本能故の結果」だったと言う事が判る。
一般的には無理な時間軸でも、生存本能故の行動なので主人公には実行可能だったのだ。
辛口な幕の引き方に心底唸った次第。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-01-08 17:30:23)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
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515.56%
6316.67%
7950.00%
8316.67%
9211.11%
1000.00%
作品の標準偏差 0.99
このレビューの偏差値 69.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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