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《ネタバレ》 芸達者一堂に介しての人生譚、終始地味な展開ですが見応えは有りました。
妙に若いジョン・マルコビッチが何だか可笑しかった。 KKKの描写はいつ観ても辛いです。 アメリカに奴隷制が有った時代に、本作で描かれた様な白人と黒人が協力して難局を乗り切る様な話は実際に有った様です。 この様な作品をほぼ定期的に制作し世に送り続けるアメリカ映画界、私はこれらの流れは『奴隷制と言う酷い事をしてしまった事への反省』と言う大きな自省の思いがアメリカ人に有るからと思っています。 翻って、勝ち戦=自省など無用の第二次世界大戦に関してはこの手の内省的な作品は殆ど見かけません。 (こういう意味で「プライベート・ライアン」って実は物凄く画期的な作品だったと思います) これがベトナム戦争になると途端に内省的な作品が増えるのも興味深いです。 戦争って何なんだろうと思います。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-21 09:05:52)
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