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7月4日に生まれて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 7月4日に生まれて
製作国
上映時間145分
劇場公開日 1990-02-17
ジャンルドラマ,戦争もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 半ば逆プロパガンダ的に見るものを反政府感情へと導く監督の設定・演出の数々…高校生活の全てを賭けたレスリングで敗れ短い青春が終わりを告げたとき、残るのは神経質で教育熱心な母の目とスーパーマーケットで父の仕事を手伝う単調で窮屈な生活。そこから半ば逃げ出すため手近な愛国心を理由に海兵隊へと入隊してしまう主人公、戦場での民間人そして味方への誤射のトラウマ、そのうえ半身不随となり劣悪な病院環境と黒人看護士達からのしっぺ返し…帰還後は迎えつつも顔は笑っていない街の人たち…考えうる全ての不幸がこの主人公に降り注ぐあまりにも極端な設定と演出に息苦しくなってしまう。反戦を訴えるためとはいえ、これまで世界が映画という娯楽をプロパガンダに利用しその価値を地に貶めた愚行となんらかわりない…映画人であるならもう少し違った方向からアプローチしてほしかった。
遠州さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-10 20:03:42)
その他情報
作品のレビュー数 103件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
010.97%
121.94%
221.94%
387.77%
41312.62%
52019.42%
61918.45%
71716.50%
81413.59%
954.85%
1021.94%
作品の標準偏差 1.98
このレビューの偏差値 45.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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