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《ネタバレ》 浩一のもとに堀米という老人が現れる。昔みんなでページを分けあった絵本の原本があるはずだと・・。
遡って、とある病院。一代で会社を築いた会長で偏屈ジジイ・大貫が傲慢にふるまう中、一人絵本を読む少女が親しげにしてくる。ベンチから追い出したり、拾ってくれたライターを盗んだと言って殴ったり・・。しかし少女は交通事故で両親を失い一人助かるも、後遺症から1日しか記憶がもたないのだった・・という話。 監督は、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也で、まんがちっくな話や映像の作り方が特徴的(得意分野?)。「チャーリーとチョコレート工場」のような原色たっぷりな映像で、ちょっと間違えればジャンキーちっくですw 役者は見事な変わりっぷり。オカマキャラを気に入ってたようなハマりっぷりがグ~な國村隼は分かりやすいけど、役所広司や妻夫木聡、小池栄子なんかは言われなければ分かりませんw 全編にキテレツなキャラがオバカに弾けているんですが、ワタシ一番のお気に入りは阿部サダヲ。脇役ながら進行役としていいギャグを飛ばし、いつものように(安定的に?)弾けまくってます。まるで主役かのようw 少女パコ役のアヤカ・ウィルソンは、外人・ハーフ系の子役が強みのシュガー&スパイス所属。かつてはウエンツくんもいた事務所ですね。さすがに可愛い^^ おバカで笑わせておいて、ちょっぴりしんみりさせてくれるという流れ。まー泣く程ではないですが^^; アニメCGと実写合成はなかなか見ごたえありです。 記憶喪失ものは「冬のソナタ」しかり、「私の頭の中の消しゴム」「ガチ☆ボーイ」「メメント」などなど、枚挙に暇ないほどの作品があり、ストーリー作り、キャラ作りに至っても使いやすい素材ですよねぇ。ゲロゲ~ロ♪ 【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-09-06 00:22:43)
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