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肉体の門(1988) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 肉体の門(1988)
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1988-04-09
ジャンルドラマ,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
《ネタバレ》  肉体の門と言えば野川由美子でしょと思ってこっちはノーマークだったのですが、かたせ梨乃目当てに見ましたよ。いやいや本当に五社監督らしいというか、全く飽きさせない。マシンガンの様にエピソード放り込んで来る。
 特にラストが痛快。爆発オチとかドリフじゃないですか。西川峰子で笑わせにかかってるでしょ。なんでその2人だけ生き残ってるの。その後のマーケットや米軍はどうなるのかと思ってたら本当に爆発でエンド。直後ちょっと明るめの八代亜紀の歌。本当にドリフ。すっごい真面目に見てたのに最後だけコントでニンマリしてしまった。
 いいんです五社監督だから。インパクト重視。話の整合性とか不自然さとかどうでもいいんです。渡瀬恒彦は意外に尻軽だし、志賀勝は普段通りで十分チンピラなのにかなり不必要にアホっぽく喋ってるし、かたせ梨乃と名取裕子の大立ち回りも凄いけど、その後クラブでドタバタの直後に突然かたせ名取で踊り始めたりとツッコミ所満載。みんなで見て盛り上がれる映画です。
 ポスターも面白いんですよ。2種類あるんだけど、まず1つはかたせ梨乃が黒人に肩車されてて。楽しそう。後ろで娼婦達が陽気に笑ってるんです。全然そういう映画じゃないのにこの明るいポスターは何。この黒人も誰。んでもう1枚は、この映画の象徴たる不発弾を娼婦達が囲んでみんな笑顔で記念撮影って感じ。芦川よしみだけ合成したのか立体感がおかしいし。この2枚を見たら何だか凄い前向きで明るいコメディなんじゃないかと思えてしまう。
 まぁかたせ梨乃のファンなら決して見て損はありません。自分的には野川由美子のと同じくらい好き。
にしきのさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-12-05 23:40:05)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 5.43点
作品の点数分布
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3228.57%
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5114.29%
6114.29%
7342.86%
800.00%
900.00%
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作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 55.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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