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《ネタバレ》 長い…不快なシーンを昇華すべく河童と少年の友情物語でほっこりする映画なんだろうけど、それにしても不快で無駄な要素が多い。そのシーン必要なの?ってツッコミ入れたくなる事しばしば。父とオッサンを殺した人間は友達になったから許すけど、カラスは瞬殺!ってちょっと酷くないか河童。いちいち泣く妹もウザい。河童と少年の友情を描きたいなら少年はもっと河童を守れよ。何あっさりテレビに出演してんの。マスコミに囲まれて生活してんのに何のんびり家族揃って昼寝とか談笑とか出来るの。人間の本質だかを描きたいのは分かるけど、これがまたひたすら不快要素にしかなっていない。河童が実在した!なんて東スポみたいなネタに食い付いて大挙押し寄せる人達にも、最早家族となった河童を売る父親にも、無視したり絡んだりと忙しいいじめっこグループにも、残念ながらリアリティを感じない不快なだけの要素。ラブコメチックな終盤も残念要素。自分を庇ってくれた女が泣いてるのに、扱いに困ってキミも早く帰れよと言い放ち逃げる男気の無い主人公。子供だからなんて無駄なリアリティいらないから。肩に手を置いてやるくらいの漢を見せろよ映画なんだから。謝った事によって成長を見せたつもりなのか、しかし菊池さん宅訪問のダシにクゥを持参するとは…よく考えたとは思うが、主人公の株はダダ下がりだ。大体映画のラストで遠く離れる事になる男女は「こいつら将来再会するんだろうな」と楽しげな想像をさせてくれるもんだが、この二人は難しいかなと思っちゃった。クゥと菊池さんが可愛かったから2点、オッサンの頑張りに1点。ムカつく奴をぶん投げた主人公にもおまけで1点だ。
【にしきの】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-06-18 10:35:09)
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