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僕の彼女はサイボーグ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 僕の彼女はサイボーグ
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2008-05-31
ジャンルSF,ラブストーリー,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 妻投稿■カク・ジェヨン監督の妄想三部作の最終章。多分彼は中坊そのまんまの自室にあるダッチワイフからヒントを得て脚本を書き続けたに違いない。タイムパラドックスがどうとかいう問題はSF作品なら重大な問題だろうが、中坊の妄想に要求されるサイドストーリーにはどうでもいい問題なのである。その証拠にこの映画、設定の整合性やストーリーのバランスは最低限の配慮しかされていないが、綾瀬はるかが横向きに街路を歩いて胸が強調されていたり、未来の女子高生の制服(綾瀬はるかの友人が制服で強調された胸を手で押さえながら走ってくるシーン)や、綾瀬はるかとメイドのダッチワイフ的な歌声とシュールな首振りといったシュールな光景といった「画」にかける拘りが物凄く強い事が見て取れる。「好き」を職業にする事は非常に難しいと「自分探し」を批判する人が良く口にしているが、「妄想」を職業にする事はもっと難しいと思う。妄想の上に芸術を塗りたくれば一応相応の作品は出来るのだろうが、妄想そのものを作品化して受け入れられるには、自らの妄想を的確かつ徹底的に分析する必要があるに違いない。「花ざかりの君たちへ」や「イケメンパラダイス」を存分に楽しんだ私としては、この監督は素晴らしい監督だと思う。
はち-ご=さん [DVD(吹替)] 9点(2011-03-01 21:02:11)
その他情報
作品のレビュー数 87件
作品の平均点 5.83点
作品の点数分布
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233.45%
366.90%
489.20%
52225.29%
61618.39%
71719.54%
81011.49%
944.60%
1011.15%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 60.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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