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《ネタバレ》 二度目の鑑賞。一度目は、派手なチャンバラを期待してみてしまって、肩透かしを食らったクチなのですが、改めてみてみると、映像のカッコよさや、音楽の軽快さもバランス良く作用していて、実はかなり楽しい時代劇だということに気付きました。
なんとも濃い脇役の面々にニヤニヤさせられてしまい、特に亥之吉のバカっぷりがツボにハマりました。 三船氏演じる三十郎は二つの派閥を散々ひっかきまわして高みの見物という、時代劇のヒーローらしからぬ暗躍っぷり。何考えてんのかわからないし、しまいにはボコボコにされたり、役としては決してカッコよくはないのだけれど、なぜか異様にカッコよいのは(もちろん演出によるところもあるだろうが)三船敏郎そのもののカッコよさが大きいのかなーと、感心してしまいました。内容込みでカッコ良いのは椿三十郎でしょ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-14 22:23:46)
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