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《ネタバレ》 原作は未読。空間転送が、肉体ごと転送されるのではなく、先方に肉体のコピーが作成されて意識だけが転送されるという設定は良いと思う...のだが、如何せん演出的に色々な設定が活かしきれておらず残念。飛ばされた新天地で主人公は超人となるのだが、ただただ大ジャンプできることばかりが強調されており勿体無さ過ぎ。また、敵方のボスがショボく、すぐに背後に黒幕がいることが分かってしまうため、単なる操り人形に見えて興醒めする。中ボスもラスボスも呆気なく倒されてしまい、カタルシスを感じる暇さえない。とまあ悪口ばかりが挙がってしまうが、ワンコは可愛いかったし、見るからに悪役の腕4本の人たちが以外にいい人で救いとなった。期待が大きかっただけに少々辛口かも。最後に、3Dで鑑賞したが演出的に3Dである意味が全く無く、映画館への高いお布施になっただけ。前売り券使用だと一人500円プラスのくせに2D上映が夜1回しかないとはボッタクリもいいとこ。映画業界の収益増への起爆剤になれそうだった3D映画の芽を摘むことになりかねず、非常に不満に思う。
【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-04-16 23:32:13)(良:1票)
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