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夕陽のガンマン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夕陽のガンマン
製作国伊,スペイン,西独,モナコ
上映時間132分
劇場公開日 1967-01-28
ジャンルアクション,ウエスタン
レビュー情報
《ネタバレ》 前半はありえないようなシーンの連続で退屈だが、後半賞金稼ぎの二人がチームを組んでから、2転、3転する展開で楽しめた。音楽は秀逸だし、銃を発射するまでのタメや間合いが心地よい。よく練れた演出と脚本だ。二人のガンマンの友情物語でもあるし、妹の復讐譚でもある。敵ボスの人間性も描かれており、物語に重みを増している。観客の裏をかく銀行強盗も見事。ただ最後の仲間割れはいただけない。あれは賞金稼ぎのどちらかの入れ知恵でそうなる展開ならなお良かった。
◆ただ手下やメキシコ人など類型的で、リスペクトが感じられない。虫けら同然の扱いだ。
◆大佐は汽車を無理やり止めるし、モンコはホテルの客を強制排除するし、いわゆる”善人”ではない。善人では務まらいタフな仕事だということを言いたいのだろうが、それにしてもモンコ、やりすぎでしょ。一度は大佐を裏切るし。
◆オルゴール付懐中時計だが、あれは若い男が女にプレゼントしたものではないのか?それを若かりしときの敵ボスが奪ったと解釈したが。でも同じものを女の兄である大佐が持っている。兄妹で同じものを持つのは珍しい。そもそも女が懐中時計を持つものなのか。というと妹が若い男にプレゼントしたものなのか。また硬派の男がオルゴール付の懐中時計など持つかという疑問もある。
◆下手人がすぐに見つかりすぎではないか?保安官はそいつがどこの町にいるか知っているし、店で聞けば教えてくれる。逃げ隠れしたいないわけで、保安官が自分で確保しないのはどうしてだろう。
◆モンコが保安官を正直さが足りないとなじり、バッチを奪い、他の保安官を選べというが、どうしてだろうか?
◆モンコが敵地に乗り込んだとき、葉巻を銃で撃たれて半分になったのに、次のシーンで元の長さに戻っている。
◆帽子を何度も撃たれているのに帽子に穴があいていない。
◆リンゴを撃っている間に敵に撃たれないのが不思議だ。
◆銀行をお金は木にかけていただけなのに、どうして誰も気づかなかったのか。
◆遺体を運ぶ時、ちゃんと側板を閉めましょう。絶対落ちて、数が足りなくなる。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 09:03:16)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 7.55点
作品の点数分布
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311.03%
422.06%
555.15%
61616.49%
72020.62%
82828.87%
91414.43%
101111.34%
作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 47.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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