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じゃじゃ馬ならし(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 じゃじゃ馬ならし(1967)
製作国米,伊
上映時間122分
劇場公開日 1967-06-10
ジャンルドラマ,コメディ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ドタバタの舞台の演出をそのまま映画でやっても大仰すぎてつまらない。オチが、妻はどんな場合にも夫に従っていればよいという女性蔑視ともとれる内容になっており、気後れがする。また男勝りの女性が、従順になってゆく過程がぶっとんでいて理解できない。とんでもないあばずれ娘なので、夫の家でも暴れるのを観たかった。夫の方が理不尽に暴れており、不幸な家庭としか思えない。そもそも常識的に女性の顔も知らずに、持参金目的だけで結婚を決めた結果がうまくいきはずがない。そこをもっともっとユーモアのある演出で補うべきだった。雨に打たれ、池に落ち、食事も抜かれ、妹の結婚式に着てゆくドレスや帽子も破かれては、カタリーナがかわいそうに思えてしまう。映画の意図としては失敗だろう。また全体を通して、シェイクスピアが見たら目をそむけるであろうような下品さと猥雑さに満ち満ちている。ドリフのコント以下であろう。頑張っている主役二人が哀れである。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 4点(2009-09-24 17:48:40)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.17点
作品の点数分布
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118.33%
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3216.67%
4216.67%
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6433.33%
700.00%
818.33%
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作品の標準偏差 2.30
このレビューの偏差値 47.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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