Menu
 > 作品
 > キ行
 > 消えた天使
 > ポテサラ頂戴さんのレビュー
消えた天使 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 消えた天使
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2007-08-04
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 撮影監督出身の監督だけあって、視覚的に訴えてくる映画でした。アップの使い方やカスティスの潜伏場所での色の使い方、手ブレ映像の使い方などは、効果的だったと思う。(フラッシュ的なカットの切り替えはお腹いっぱいな感じ)リチャードは、静かに時に荒々しい怒りでこのギリギリの精神状態の主人公を演じていて、今まで知る事のなかった元犯罪者の監察官という激務を表現していた。一見悲しい被害者であるビオラの異常者への変貌ぶりも見事だった。そしてこの映画は、原題がThe Flock=群れ(犯罪者の)という通り、性犯罪歴のある人間の情報を市民に開示するこの法律が、逆に性犯罪者同士を結びつけているという側面も訴えている。目を背けたくなる映像表現は、決して遠い国のお話ではない、ある種の現実性をもって迫ってくる。
ポテサラ頂戴さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-11 12:22:12)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.64点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
317.14%
400.00%
5750.00%
6214.29%
7321.43%
817.14%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 52.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
消えた天使のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS