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トーク・トゥ・ハー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トーク・トゥ・ハー
製作国スペイン
上映時間112分
劇場公開日 2003-06-28
ジャンルドラマ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 この監督はいろいろな愛の形を考えさせる、オールアバウト・・に比べると整理された映画だった。レオノール・ワトリングの美しい寝姿はこの世界を構築する上でなくてはならなかったものだと思う。ベニグノの行動は当然許されるものではない、この男をただの変態男としてくくってしまうのは簡単だが、劇中劇「縮む男」を観て、最後の心の箍が外れてしまった彼を頭ごなしに否定する事はできなかった。この映画がチープで卑猥なものになっていないのは、中性的なこの監督ならではの繊細な手腕によるものだと思う。ベニグノがもう少しでも普通の男だったり、アリシアがもう少しでも卑猥だったりしただけで崩壊していただろう。アリシアが昏睡から目覚めダンス教室に現れたときは素直に喜べたし、その後の、アリシアの事故前とは少し変わった柔和な表情は、ベニグノの行動を許してさえいるよう。ラスト観客席で見つめ合うマルコとアリシアに射す光は、二人の物語に明るい希望を感じさせた。
ポテサラ頂戴さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 13:32:18)
その他情報
作品のレビュー数 110件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
221.82%
343.64%
41311.82%
52018.18%
61311.82%
72926.36%
81311.82%
91210.91%
1043.64%
作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 51.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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