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《ネタバレ》 初っ端のシーンが強烈なのもあって、すっと世界観に入れる映画。
登場人物の一人が死んだ後、刺激的なシーンはグッと減るので人によっては退屈に感じるかもしれない。 謎を解き明かす過程も、文系な私ではちんぷんかんぷん。 しかし登場人物の心理戦・それによる性格の変化はリアルでは無いにしろ面白い。 リーダーは暴君に、フェミニストはひがみ根性丸出しの女になど、閉じこめられた空間で本性が出てしまう。 日本人としては、極限の世界においてもここまで崩壊しないだろうと思う反面、もしかしたら人間ってそういうものなのかもしれないと思ってしまい、そこに恐怖する。 そういうことを想像しながら見てしまうのでよくできた映画だなと感じた。 定期的に見てしまう作品の一つ。 【たんたかたん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-07-22 23:26:21)(良:1票)
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