| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 原作の方がいい出来だったが、こちらも悪くはない出来。物語は現代の若者と戦時中の若者が入れ替わってしまい、慣れない時代でありながら奮闘し、それぞれの時代の人間達と生きていく。感じる事は、戦時中に生きている人間、現代で遊んでいる人間、二人は何も違わないということでしょう。それは入れ替わった後、徐々に慣れていく二人を見てればわかります。ラストは曖昧になっていて、放映された後議論になったみたいです。これを観る前に原作を読んで出した自分の答えは、健太は戻ってこれず、吾一はミナミを幸せにしたというものです。そしてミナミを大事にしながら健太を想い、彼なりのやり方で反戦を訴えるでしょう。実際の世界で考えると吾一は存在しないので、吾一の役目は我々の役目でしょう。もう一つ書いておきたいのは脇役の内山理名。正直彼女がここまでうまく、魅せる女優さんになろうとは想像していませんでした。ごめんなさい。素晴らしかったです。原作もお勧めしときます。
【オニール大佐】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-07-30 21:43:54)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |