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アウェイ・フロム・ハー 君を想う のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アウェイ・フロム・ハー 君を想う
製作国カナダ
上映時間110分
劇場公開日 2008-05-31
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ラストを含め色んな解釈が出来る映画だと思います。以下自分の解釈。普通に見れば夫が忘れゆく妻に愛を与えたとなるんですが、それではサラポーリーらしくないので逆に考えてみました。夫は若い頃火遊びが過ぎた。彼はそれをとても悔やんでいて妻のため、出来る事を何でもやろうとする。考えた妻は自分が演技する事で、夫に罪滅ぼしの場を与える。そうして自分を捨てさせ彼を自由にする。どこか東野圭吾の××に似ていますが、こちらは現実に起こり得る状況なのでリアリティがあります。施設が見抜けなかったのか、最後なぜ普通の姿を見せたか等アラもありますが、自分はこういう解釈をしました。この解釈で思い浮かべるのは最近よく耳にする、介護疲れのニュース。長年一緒にいる事で生まれた情。見捨てたくても見捨てられず、結果共倒れになってしまう。実際の現場を知らない自分が言うのはかなり気が引けますが、捨てる勇気、捨てさせる勇気って必要なのかもしれません。それと最後にもう一つ。アメリカ嫌いなのは結構なんですが、それを映画に入れて欲しくなかったかな。2ヶ所気付きましたが、完全に浮いていました。作品の良さを自ら崩す行為はして欲しくないですね。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-12 19:09:19)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 46.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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