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《ネタバレ》 つのだじろうの「恐怖新聞」は子供の頃に読んでいたけど、それが原作というのであれば怖さの置き所が違いますね。原作の怖さは新聞の記事内容と読んだ代償に寿命が縮むことだったが、今作ではその部分がボケボケです。主人公は愛娘の死を新聞によって知りますが、失った後に娘を取り戻そうと色々チャレンジして怖い目に遭う。それ自体は未来を知ることとは無関係です。前もって新聞を読んだ影響は離婚したことくらいじゃないですか。それと、知った未来を変えてしまった為にペナルティーが課されることは分からなくもないけど、その影響で過去に遡るのはご都合主義です。全体的に悪意を持った死神とでも対決しているようで、相手が新聞である必然が稀薄です。こういうホラー(?)は必然の部分をしっかり構築してくれないと面白みが半減します。自己犠牲の家族愛もまとめ方としては凡庸と思うのでこの点数。怖かったのはストーリーより三上博史の引きつり顔ですね。あれは上手いとしつこいの絶妙な境界上にありますね。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-12-02 05:12:10)
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