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新選組(1969) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新選組(1969)
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1969-12-05
ジャンル時代劇,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 新選組の物語を2時間に収めるために、枝葉をズバズバと削ぎ落としてエッセンスだけを残した作品ですが、とても良くまとまっています。エピソードが矢継ぎ早に繋がって行くけれど、最低限の台詞で隊士の個性や人間関係、当時の世情を表そうとしている努力を感じました。そういう意味では、新選組に対して予備知識がある人の方が、端折り方の意図まで吟味できて楽しめる作品になっています。近藤を演じる三船敏郎は流石の存在感で、骨太で実直な人柄が良く出ています。三國連太郎の芹沢鴨は、過去のどの役者より自分の芹沢像に近くで感動モノ。土方の組織論の描写が薄くて、ただの残忍な男に見えてしまうのが惜しかった。このスタッフ・キャストで3部作くらいの構えで製作して欲しかったですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-14 13:37:39)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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100.00%
217.14%
300.00%
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5214.29%
6214.29%
7857.14%
800.00%
900.00%
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作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 54.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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