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男たちの大和 YAMATO のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男たちの大和 YAMATO
製作国
上映時間143分
劇場公開日 2005-12-17
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
戦艦大和の沖縄出撃は太平洋戦争末期の投げやりな作戦の象徴だと思っています。劇中「一億総特攻のさきがけ」という台詞(これは史実のようです)がありましたが、大本営は本気で一億人を特攻させるつもりだったのか。乗組員の立場から無謀な作戦に対する抗議的な声が少しは挙がっていましたが、長嶋一茂が詭弁で鎮めてしまいました。常々言ってることなんですが、現場で意見を言い合うシーンに力を入れても問題の本質は見えて来ない。軍人は命令に従う以外に道は無いのですから。作戦を立案した方々を描いて欲しいです。戦場の悲惨を見せて反戦気分を煽るより、根源的な誤謬を洗い出して欲しいです。ステレオタイプの表現しか出来ないこの監督にはハードルが高すぎる要求なんですけどね。「宇宙戦艦」の方が圧倒的に馴染みが深い船ですが、アニメでは伝わらないスケール感が実感できたのは収穫でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-07-21 14:47:03)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 162件
作品の平均点 6.30点
作品の点数分布
000.00%
142.47%
253.09%
342.47%
484.94%
52515.43%
63320.37%
74729.01%
82112.96%
984.94%
1074.32%
作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 43.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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