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県庁の星 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 県庁の星
製作国
上映時間131分
劇場公開日 2006-02-25
ジャンルドラマ,コメディ,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「県庁さん」は必要とされる場所で能力を発揮して周囲に喜ばれて顔つきまで変わった。でも、それは彼が県庁から民間に出向して来ていたからというより、職場環境においては普遍的に起こる現象で、ドラマとテーマが噛み合っていないと思う。公務員と民間の際立った違いは収益を目指す必要があるかないか。自分は民間でしか働いたことがないが、これが万事に優先される死活問題。本作に関して云うと売上が伸びないことと消防の査察を混ぜ合わせて閉店とかリストラとか言ってたけど、シビアな視線を感じない。反対に県庁側の描写では、業者との癒着をステレオタイプに描く前に、収益を目指さなくても許される職員たちのゆるんだ体質を描いて欲しかった、という意見です。利権派閥から放逐された主人公が目覚めるって話も、もし平穏に進んでいたら何も変わらなかったってことで、彼が変化して行く動機としては結果論に過ぎない。テレビ局製作の映画らしく全体に浅い創りだけど、人間関係だけを観る分には楽しめたので5点。エスプレッソ・メーカーが県庁の特権意識の象徴なのか? 霞ヶ関ならいざ知らず、県庁でそんな意識を持ってる人っているのだろうか。自分が地方を知らないだけ?
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-06-29 20:11:33)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 5.64点
作品の点数分布
011.04%
100.00%
233.12%
355.21%
41212.50%
52020.83%
62425.00%
72222.92%
877.29%
922.08%
1000.00%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 47.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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