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ジェロニモ(1993) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジェロニモ(1993)
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1994-05-21
ジャンルドラマ,ウエスタン,歴史もの,伝記もの
レビュー情報
ひとつの民族文化が駆逐される最後の瞬間を追った映画。小さな島国であるこの国も、北海道や沖縄方面で似たようなことはやっている。人類の歴史はこの繰り返し。ジェロニモは売られたケンカを買って頑張ったけど、結局は近代的でシステマチックで量に勝る奴らに軍配があがる。これが歴史の必然と言うのは簡単だけど、どうも割り切れない悔しさに似た感情が残る。経済というものが無く限られた資源に頼っていた大昔は、生きることは他者を滅ぼすことと同義だったのだろうけど、近代国家がそんなことする必要があるのか? 違う解決の仕方は無かったのか? 宗教的な事情が複雑にからむ中東ならいざ知らず、米国はただ征服欲を満足させたという印象。ジェロニモの素朴な眼差しがそれを強調する。文化とは人類の宝であり、大国の都合で抹殺されても良いはずが無い。そんなことを考えさせられる映画でした。
アンドレ・タカシさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-18 04:10:38)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
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4211.11%
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6316.67%
7527.78%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 54.37
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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