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河童のクゥと夏休み のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 河童のクゥと夏休み
製作国
上映時間138分
劇場公開日 2007-07-28
ジャンルドラマ,ファンタジー,アニメ,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 クゥが吹っ飛ばしたものはカメラのレンズやカラスではなく、人の頭でもおかしくない状況だったと思う。ただ、それをやったら違う映画になってしまったのでしょうね。クゥの言動はよく考えられていたと思います。全く虚飾が無く正直にしかしゃべれない。嘘なんて言葉は知らないのでしょう。ラストで少し涙が出たのはクゥの純粋さに打たれたからだと思います。そのクゥと暮らし始めた家族の描写も上手でした。サラリーマン家庭に妖怪がやってきた状態が無理なく描かれていて、その構成力に感心しました。クゥの純粋さと対極に描かれたのがワイドショーメディアの醜悪さでしょう。この映画を観た大多数の人が同様に感じたと思うけど、ワイドショーは今日も逞しくどうでも良いネタを追い続ける。現代人が抱える業にげんなりしてしまう。少し考えると、クゥの受難は時代こそ違え彼の親父が被った災難と同じ種類のものと気付く。元凶は我々、ということになる。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-11 18:46:50)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 6.65点
作品の点数分布
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112.04%
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324.08%
436.12%
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61122.45%
71326.53%
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936.12%
1024.08%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 54.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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