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スミス都へ行く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スミス都へ行く
製作国
上映時間129分
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 タイトルから田舎のおのぼりさんの都会見物話かと思っていました。そして、確かにそんな描写もあるのですが、原題は「都」ではなくワシントン。「政界」へ行く、というのが正しい理解でした。
現在でも地元の経済的な実力者と政治家が絡むのは普通にある風景でしょう。その癒着を暴き、対決するストーリーですが、本作の特色は、主人公が政治の理想に燃えあがっていること。ワシントンにあるリンカーン像などを象徴的に使って、民主主義の志を高らかに謳います。
主人公は青臭い奴ですが、度を越えると清々しさに変わる。その熱意が見応えになって、最初は厄介者扱いをしていた秘書と同様に、主人公を応援してしまう。
製作年度は二次大戦が始まったとされる年。後に戦争状態となる日独と較べ、彼の国が浴している「自由」の意義と責任の再確認でもあったと思います。キャプラ監督の作品は綺麗ごとが多くてあまり好きでは無く、本作も都合の良い締め方なのですが、シンプルな構成は観ていて力が入ったので高評価です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-27 22:11:17)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 88件
作品の平均点 7.74点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 51.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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