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クワイエットルームにようこそ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クワイエットルームにようこそ
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2007-10-20
ジャンルドラマ,コメディ,医学もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 最初は精神病院の不条理ものという出だしで「カッコー…」や「17歳の…」が思い浮かんだ。周りにいる方々は正真正銘、どこかが病んでいる。その中で内田有紀だけは正常に見えていたんだけど、次第に明らかになる入院の理由。そう、彼女もしっかりと病んでいた。結果として、日常から隔離された環境で自分を見つめる時間を持つことが、彼女を助けました。でも、それでめでたし、という映画でもない。退院した彼女も万事が上手く運ぶことを約束された訳ではない。現代社会は普通に過ごすだけでもストレスが掛かる構造になっている。精神が病んでいるかどうかは別にしても、ストレスの累積には自分も周囲も気付かないことが多い。クワイエットルームに拘束される破目になる前にストレスを吐き出しなさい。そんなメッセージをシニカルな笑いの中に収めた映画です。内田有紀がかなり良かったです。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-20 01:14:11)
その他情報
作品のレビュー数 54件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
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211.85%
311.85%
435.56%
5611.11%
61120.37%
71935.19%
8611.11%
9712.96%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 51.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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