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きみの友だち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 きみの友だち
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2008-07-26
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
観始めてしばらくは何が言いたいのかが良く分からなかったんだけど、途中からジワーッと自分が子供の頃のことが思い出されて、はっとしました。誰にも共通することだと思うけど、小学生から高校生に至る頃の友だちとの繋がりって、その頃でないと享受できない特殊な関係だと思います。幼稚園の頃の友だちは、いわゆる遊び友だちで、一緒に遊んでいれば満足でした。大学に入ると、友だちより彼氏や彼女の方に意識が占領される。その間に挟まれた頃の友だちは、お互いに自我が成長する時期でもあり、とても不安定な関係だった。でも、多くを語らずに理解しあっていたようにも思える。とげとげしい部分と、許しあう部分がハーモニーを奏でるような関係。好きな友人は独占したいような気持ちもあったかな…。この映画は、そんな年代の密度の濃い友だちの関係を見せてくれます。自分は鑑賞中に何人も昔の友だちの顔が浮かびました。歳を重ねるに従って、そんな友だちとも自然と疎遠になります。期間限定の関係とも言える。それでも彼らは、自分にとってかけがえの無い親友なんだと思わせてくれる映画でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-11-09 01:42:56)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.36点
作品の点数分布
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219.09%
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6327.27%
7218.18%
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作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 53.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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