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鴨川ホルモー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鴨川ホルモー
製作国
上映時間113分
劇場公開日 2009-04-18
ジャンルコメディ,ファンタジー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作未読。舞台は京都。俺は京大生、と言い切る主人公。四方を司る霊獣、玄武・青龍・白虎・朱雀になぞらえた実在大学の謎のサークル。予備知識なく観始めて展開が読めないまま、そのサークルの目的が明かされたときはかなり驚いた。まさか本当に鬼が出てくるとは思っていなかったから。古都の風情を生かしつつ、日常に、しかも大学のサークル活動にオカルトを融合させた設定は白眉。否応なしに期待感が膨らんだけど後半は失速気味。登場人物たちの恋愛模様を絡ませること自体は悪いと思わないが、町の上空に現れた黒い大きな鬼の意味が良く分からず、無理に話のスケールを大きくしようとしてバランスを悪くした印象。でも、この作品は評価したいです。オカルトを骨格に据えた青春映画ってあまり記憶になく、真新しい感じがします。若手の期待株たちが「ゲロンチョリー」を真面目に演じる様は、日本映画の明日を明るく照らしている(と云いつつ、ドッキリを疑った役者もいたことだろう)。そんな具合で、説明しにくいパワーを感じる作品です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-01 23:33:10)
その他情報
作品のレビュー数 35件
作品の平均点 5.31点
作品の点数分布
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4514.29%
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6925.71%
738.57%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 52.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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