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ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
製作国
上映時間114分
劇場公開日 2009-10-10
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 旦那と妻の人生哲学を吟味する映画だと思いました。旦那が「体がだるくなるような素直さを持っている」と形容する妻は、決して特別な存在ではない。空気を吸ってご飯を食べて子供の世話を焼く毎日。彼女の素直さとは、そんな生活に一片の疑問も覚えないことであり、実生活に於ける強さでもある。それは思索を繰り返して断続的な絶望に苛まれる旦那の繊細な神経から見ると、信じられないくらい図太い生命力に満ちているのだろう。人類を旦那側と妻側に二分するなら、自分などは間違いなく旦那側に入ってしまうタイプ。なので本作の松たか子は、頭があがらない怖い存在であると同時に憧れでもあります。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-23 23:24:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
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313.45%
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6827.59%
7724.14%
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作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 54.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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