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パットン大戦車軍団 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パットン大戦車軍団
製作国
上映時間172分
劇場公開日 1970-06-27
ジャンルドラマ,戦争もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 主人公は戦車の残骸や多くの戦死者が野ざらしになっている戦場跡を見て「これが好きだ」と言いました。そのひと言で、普通の人とは違う感覚を持った人物だと分かります。自国の利益のために戦うと云うより、目の前の戦闘での勝利だけに興味があったようです。味方が死ぬことよりも、敵を殺すことに意識が向いていました。そんな「戦場でしか生を全う出来ない人物」の伝記として、とても良く出来ていたと思います。前線から離れた場所にいる者からは頼りになる将軍でしょう。でも、その人の配下で戦えるかと問われると尻込みしそうですけどね。
「失言」がもうひとつのテーマになっていました。思ったことを全て口にする。それが災いになり不遇へ落ちる。私は同情しましたよ。確かに「失言」なんだけど、本人の思惑から離れたところで言葉が独り歩きしている部分もあったと思います。
余談。官僚の失言がマスコミを賑わす昨今。パットンさんじゃないけど「失言」のほとんどはメディアの紙面や放送枠を埋めるためだけの揚げ足取りだと思っております。いや、確かに正真正銘の失言もたまにはありますけど、野党は政策論で戦うことを放棄しているとしか思えません。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-24 02:52:28)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 64件
作品の平均点 7.09点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 54.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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