Menu
 > 作品
 > ハ行
 > ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
 > アンドレ・タカシさんのレビュー
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
製作国米,独
上映時間100分
劇場公開日 2010-07-03
ジャンルコメディ,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 邦題の副題にとても説明的な言葉が並んでいますが、その通りの内容でした。その字面がくだらない内容を想像させるので、少し損をしています。いや、実際にやってることはくだらないけど、映画としてはかなり上出来な作品です。トラ、赤ん坊、パトカーなどなど、酒とドラッグで記憶を失くしている間にしでかしたことの残骸を次々に並べて混乱させ、笑いで回収しながらエンディングに向かうストーリーに退屈する暇がありません。途中でマイク・タイソン(本人)にグーで殴られたりもしますが、ありえないと切り捨てるほど荒唐無稽でもないのが上手いところ。事態に対応する3人の個性を上手く使い分けて物語を転がすシナリオが良く考えられていると思います。マフィアみたいな中国人やスタンガン警官にひと泡吹かせてやりたかったけど、主人公たちがやったことを考えると天罰みたいなもんですね。残っていたモヤモヤを晴らすエンドロールの写真集も逸品でした。ニワトリだけが分かんねぇ。下ネタが多いので観る人を選ぶ内容かもしれないが、結婚式を控えた行方不明の友人を捜す真摯な必死さが、くだらないコメディとのバランスを取っています。いい歳した男どもの長年の関係が感じられることが私には好感でした。諸々の調整を経たバカ騒ぎだったのに記憶が無いのは勿体ないことですが、この騒動は間違いなく一生の記憶に残る。独身パーティーの目的は達成したのでしょう。自分にもそんなバカ騒ぎの記憶があります。やっぱり友人の結婚式がらみです。忘れたくても忘れられない。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-24 22:37:03)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 89件
作品の平均点 6.26点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
377.87%
466.74%
51011.24%
62224.72%
72730.34%
81314.61%
933.37%
1011.12%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 53.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS