Menu
 > 作品
 > イ行
 > インシテミル 7日間のデス・ゲーム
 > アンドレ・タカシさんのレビュー
インシテミル 7日間のデス・ゲーム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 インシテミル 7日間のデス・ゲーム
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2010-10-16
ジャンルサスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作を読んだ時は、これは映画化に向いている作品だと思いました。殺人ゲームと心理ゲームのバランスの良さがその理由です。ルール説明の手際や参加者を減らしたことなどは良い方向で機能していました。後半、ストーリーは原作を離れて行きます。(疑心)暗鬼館での猜疑心表現に自信が無かったのか、やや安直なアクションとヒューマニズムでまとめた印象ですが大きくは破綻していないので、これはこれでひとつの作品としてアリだと思います。後半はスピード感が有り過ぎるぐらい。2時間くらいに尺を延ばしても、人が死ぬごとに残った者の嫌疑の密度が増して行くような重みをストーリーに残して欲しかった。心理ゲームより殺人ゲームの比重が大きくなってしまったようです。ビビリの藤原竜也がちょっといい子過ぎて、最後に獲得した1億円を超えるバイト料を投げ捨てるのは有り得ない。私にはそれが唯一の難点でした。ちなみに、原作は映画版が省略した部分にも読み応えがあって、私はこの映画より良い点数を付けます。結末も映画版とは違うので、映画を観た方にもお勧めです。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 5点(2010-10-17 15:01:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 68件
作品の平均点 3.66点
作品の点数分布
011.47%
134.41%
268.82%
32435.29%
41725.00%
5913.24%
6710.29%
711.47%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 57.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
インシテミル 7日間のデス・ゲームのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS