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卒業(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 卒業(1967)
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1968-06-08
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 劇中に同じ歌が何度も流れる。全部、耳に馴染んだ曲だ。ラストの教会シーンのオチだけは知っていたんだけど、映画をちゃんと観たのは初めてだった。やはり、隔世の感は否めない。下半身の欲求と道徳心の狭間で悶々としながらも、下半身に従う主人公の葛藤は何時の時代にもあるのだろうけど、現代ならたぶんあんなに悩まない。自分の結婚を人任せにしているようなキャサリン・ロスもちょっと変。ブレていないのはミセス・ロビンソン。時代を越えておばちゃんは強い。当時は斬新な生き方を表現していたのかも知れないが、今となっては闇雲に自由意思を貫くことが「卒業」なのかと疑問を呈したくなる。ミセスのセックステクニックからの「卒業」と言われる方が納得しやすい。名画と呼ばれる作品も、時代の変遷に強い作品とそうでない作品がある。特にこの種の気負った青春映画は時代が変わると共感すべきポイントで逆に違和感が募ります。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-17 07:13:31)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 181件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
031.66%
121.10%
263.31%
342.21%
4147.73%
52212.15%
63117.13%
74524.86%
83318.23%
984.42%
10137.18%
作品の標準偏差 2.10
このレビューの偏差値 44.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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