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サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2001-03-17
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,医学もの,青春もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何より、サトラレに対してその意思が聞こえていないフリをして付き合って行くことが極めてアンフェアだと思いました。なので、きれい事でまとめようとしている流れに待ったを掛けたかったくらいです。サトラレが本当に存在しても、政府や周囲の対応があんなふうになるとは思えず、最後まで醒め気味でした。能力が尊重されても人格は無視されるサトラレに同情した鈴木京香のアクションは想像の範囲内だけど、感動の押し売りは想像を越えていましたね。サトラレであるかどうかに関わらず、孫のことなら何でも分かるという八千草薫のスタンスには、サトラレが社会に適応するヒントがあるように思えたのだけど、そこをすくい取らず流してしまったのが残念です。寺尾聰の役割が渋く、浮き足立った設定を辛うじて繋ぎとめていた感じでした。原作のことは知りませんが、他者に意思が伝わってしまう性質を自覚したサトラレの困惑に正面から取り組んで欲しかったです。無人島に置き去りでは、いくらなんでも…。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-01 23:41:22)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 144件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
021.39%
121.39%
200.00%
3106.94%
496.25%
5149.72%
63222.22%
73121.53%
82819.44%
9128.33%
1042.78%
作品の標準偏差 1.96
このレビューの偏差値 43.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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