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009 RE:CYBORG のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 009 RE:CYBORG
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2012-10-27
ジャンルアクション,SF,アニメ,シリーズもの,TVの映画化,漫画の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 この監督が「攻殻」で取り組んでいた集団無意識をさらに掘り下げようとして、滑ってました。皮膚感覚から乖離した事件が起こり、狐につままれたように結果が流れて行きました。共感ポイントが無いフィクションはキツイです。「神」は何もしてくれないからこそ「神」なのに、安っぽい奇跡で締めてくれました。
ストーリーはアレですが、思い入れのあるサイボーグたちの能力描写は楽しめました。高空から落下し、加速装置で接地の瞬間を刻むシーンはちょっと興奮しました。やっぱり島村ジョーが最強ですね。そのジョーがランジェリー・フランソワーズの腰に手をまわすシーンも見どころなんだけど、ジョーの無表情には違和感が募りました。主人公であるはずの彼が9人のなかで最も人間味が感じられない。意図した演出かもしれないけれど、残念なアレンジでした。
横道に行きますが、石ノ森先生の連載が始まったのは1964年、ちょうど半世紀前。最高速度を競うような時代に、時間の圧縮でスピードを表現した加速装置のアイデアに恐れ入ります。1968年に制作された「2001年」の時代先取りが評価されますが、「009」のコンセプトワークもそれに匹敵すると思います。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-01-07 04:40:44)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 4.34点
作品の点数分布
000.00%
139.38%
213.12%
3721.88%
4721.88%
5515.62%
6515.62%
726.25%
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作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 48.99
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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