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図書館戦争 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 図書館戦争
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2013-04-27
ジャンルアクション,ドラマ,SF,ラブストーリー,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 劇中で誰かが「戦争ごっこ」と言ってました。制作側がエクスキューズ的な意味合いで挟んだ台詞だと思いますが、あまり救いになっていない。原作を読んだ者としても、検閲に関する思索の深度には疑問符を付けます。好きな本が読めなくなったら嫌だという感情論が先行しており、検閲側には残虐な殺傷事件を起こさせて非道を強調しています。単純な正義と悪の図式になっている。せめて、検閲側の主張をもう少し語らせるとか、銃器の使用が容認された過程を詳述すべきでした。
でも、本作がつまらないという訳ではなく、私はとても楽しかったです。このお話は、本好きの原作者の思い入れが詰まったトンデモ設定のラブコメだと思っています。設定への疑問符はSF映画を観ていると割り切ればいい。映画が初見の人には難しい注文ですが、原作を読んでいると特に気にもなりません。反対に、予想した以上にしっかり作られている印象も持ちました。無関心な人からは「戦争ごっこ」と思われていても、現場は生死に係るシビアな場所って感じが窺えました。岡田准一のアクションも見応えがありましたもんね。
特殊すぎる設定から、世間的な評判が芳しくないのは予想できたことですが、私は続きがあれば見たいです。ラブコメとしては中途半端なところで終わっていますから。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 6点(2013-05-12 20:32:24)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 55.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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