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永遠の0 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 永遠の0
製作国
上映時間144分
劇場公開日 2013-12-21
ジャンルドラマ,戦争もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 三浦春馬がゼロを幻視するシーンにホロっと来ました。原作には大いに感銘を受けたクチだけど涙腺が緩むことは無かったので、映画版を観た意義はありました。
終戦から間もなく70年。劇中でも語られるように、当時を体験した人はどんどん減りやがては居なくなります。今は節目の時節なのだと思います。戦争体験者から昔話を聞いても、現代に生きる、特に若者の生活や考え方が劇的に変わるとは思いません。状況が違い過ぎるからです。でも、「知っている」ことはとても大切だと思っています。それによって判断の基準や物差しが生まれると思うから。本作はフィクションですが、戦争に関わった人たちすべてに物語があったという台詞には説得力を覚えました。
そういう意味で、世代を繋ぐことをテーマにしていたと思える原作の根幹は伝わって来ました。多くの方がご指摘の通りオーバーアクションが鼻に付きますが、私には瑣末でした。
原作読後は、真珠湾・ミッドウェーから南方戦線を経て沖縄へ至る太平洋戦争の前線が初めて一本の線で繋がったように感じられました。私にはそれも意義深かったのですが、さすがに2時間余の映画には望めなかったです。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 7点(2013-12-28 13:37:15)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
011.00%
133.00%
244.00%
344.00%
455.00%
51414.00%
61515.00%
72424.00%
81919.00%
966.00%
1055.00%
作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 51.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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