Menu
 > 作品
 > タ行
 > 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
 > アンドレ・タカシさんのレビュー
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
製作国英,米
上映時間163分
劇場公開日 2021-10-01
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 あれれ、死んじゃったね。ダニエル・ボンドの最終作とのことですが、007シリーズにも終止符を打つのかと思いました。
そういえば、いつもと違うことが沢山ありました。盟友フェリックスが死んじゃうし、「娘」が登場するし、007のコードネームを他の諜報員が使っているし…。
そんなことで、本作で最も緊張感を覚えたのはエンドロールの後でした。例の「BOND WILL RETURN」が現われるのかどうか。「BOND NEVER RETURN」とか出ても変じゃ無いし…。
でも、やはり「RETURN」するみたいです。

だとすると、本作とどのように繋げるのだろう? 本作の感想以前に、そこに意識が行ってしまいました。
ジェームズ・ボンドと云う名前も007と同様にコードネームにして、赤の他人のボンドが登場する?
本作のストーリーを無視し、何も無かったかのように新しいキャストでシリーズを続ける?
瀕死状態からサイボーグとして復活するとか?(でも、あの描写で実は生きてました、ってやられたら幻滅するなぁ)
さて、どうなることやら。

ここからが内容への感想です。
弱腰が目立ちました。畳の上に正座し土下座までするボンド。これまでに無いボンド描写でしたが、私が見たかった007ってこれか?と思いました。娘がいるってことは、スパイにとってはそれ自体が弱点となります。
ダニエル・ボンドは新しいボンド像を創って来たと思います。初作「カジノロワイヤル」はハードボイルドと言って良い内容に興奮しました。でも「スカイフォール」あたりから様子が違ってきた。「ボンド=痛みを感じるスパイ」、それがテーマになっていたように思います。
繰り返しになりますが、私が見たかった007とは違うと云うことで、評価は高くありません。007は死んじゃダメですよ。
アンドレ・タカシさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-28 23:04:19)
その他情報
作品のレビュー数 62件
作品の平均点 6.76点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.61%
311.61%
411.61%
51320.97%
6914.52%
71625.81%
81117.74%
9914.52%
1011.61%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 43.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
007/ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS