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キューブリックに魅せられた男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キューブリックに魅せられた男
製作国
上映時間94分
劇場公開日 2019-11-01
ジャンルドキュメンタリー,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 いやはや、凄まじい内容でした。忙しいときは「体重が30kgくらいまで減った」とか言ってましたからね。
「バリー・リンドン」に出演した役者がキューブリックの才能に惚れて、その後の人生を彼のアシスタントに費やします。それはキューブリックの死後も続いている。
本作が伝えているのは「魅せられた男」を通して見るキューブリックの天才ぶりだったのかもしれないが、表舞台で主役になろうとはしない本人の生き様も充分に見応えがあり、ある種の感銘を受けました。
「自分が何者かが分かった」。キューブリック作品に出演した後に彼が言った言葉です。自分に対してひとつの評価を下し、生き方の舵とした訳です。キューブリックを満足させる仕事のレベルはとんでもなく高い。彼はそのレベルに到達することを自己実現のゴールとしました。世間から受ける評価や経済的状況など、ほとんど意に介していませんでした。
どんなことであろうと本人が納得してやっている限り、それは幸せな人生と言えるのかも、と思わされました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-16 23:26:33)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 40.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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