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銀河鉄道999 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 銀河鉄道999
製作国
上映時間129分
ジャンルドラマ,SF,アドベンチャー,アニメ,シリーズもの,青春もの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
劇場公開されたのは自分が高校2年生の夏。「宇宙戦艦ヤマト」でブレイクした感があった松本零士氏だけど「男おいどん」あたりからのファンの自分にとっては、この「999」が彼のエッセンスを詰め込んだ初めての映画という印象でした。旅に出て、人に出会い、冒険を経て成長する。わずか2時間の枠の中で、その流れが破綻せずに納得できるストーリーに収まっているのは見事でした。アニメーションの背景の美しさに初めて感動した映画でもあった。ラストシーンは美しい弦の調べと共に、野沢雅子の熱演に涙しました。「いま、万感の想いを込めて汽笛が鳴る…」。城達也のナレーションが深い余韻を残します。若者が持つ未知なるものへの漠然とした憧れと、それを希求するエネルギーが実感できる時期に出会ったことで、自分の奥深いところに何かを刻んでいる映画です。大学入学に際し、故郷を離れる新幹線のシートに座った自分は、メガロポリスで999に乗り込んだ星野鉄郎でした。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 10点(2008-08-05 16:57:20)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 124件
作品の平均点 7.66点
作品の点数分布
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221.61%
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6118.87%
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102318.55%
作品の標準偏差 1.91
このレビューの偏差値 56.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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