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ナビィの恋 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ナビィの恋
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1999-12-04
ジャンルドラマ,コメディ,青春もの,音楽もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 西田尚美のワイルドな魅力とおじい役の登川誠仁のすっとぼけた魅力が両輪でストーリーを引っ張りますが、沖縄という舞台でこそ映えるキャラクター設定ですね。80歳近い年齢で駆け落ちするサンラーとナビィにしても、あの土地柄だから許せるということじゃないでしょうか。画面からはアスファルトやコンクリートで固められた都会には無いおおらかさを感じます。この映画は、そんな風土にマッチしたキャラとストーリーだからこそ、強く心に沁みたのだと思います。西田尚美が魚をくわえて走っても、幼なじみの尻をけっ飛ばしても、どうしようもなく歌が下手でも、おまけに寝相が悪くても、とっても魅力的に見えるのは、やはり風土にマッチしているからだと思います。さて、ひとり残されたおじいですが、私は大丈夫だと思います。島の占い師の預言で強引に引き裂かれた二人の過去をおじいは知っていて、そのおかげで自分は憧れのナビィと60年近く一緒に暮らせた。おじいはその60年で納得していたと思います。勿論、ナビィが残ってくれるに越したことはないけれど、乗り越えられますよ。かわいい孫も帰ってきたことだし。「おじいはどうするの~?」「若いからだいじょ~ぶ~」。その通り。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-30 02:42:13)
その他情報
作品のレビュー数 80件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
011.25%
100.00%
222.50%
333.75%
422.50%
556.25%
61113.75%
71721.25%
82126.25%
9911.25%
10911.25%
作品の標準偏差 2.04
このレビューの偏差値 52.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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